その昔にあった、今で言うお買い物のポイントと同じようなサービスである。
買い物の合計金額に応じて配布されるもので、台紙に貼るようになっていた。
当時はグリーンスタンプと双璧のメジャーなサービスであった。
商店には独自のポイント制度を導入している所もあったのだろうけども、ブルーチップは規模が全国的だったので、交換できる商品もそれなりに豊富であったろうと思う。
一関ではこのブルーチップを扱う商店とグリーンスタンプを扱う商店が存在していた。
商店そのものは今もあるのだが、このサービス自体は撤退していて、今は見掛けない。
わが家でも、このブルーチップかグリーンスタンプを目当てに買い物をすることが多かったと思う。
どちらかを重点的に集めたなら、より多くのポイントを獲得でき、豪華な物か多くの種類の品物に交換できたのだと思うのだが。
けれども、その日の買い物の状況によっては、どちらかのサービスの商店へ行かなければいけないという状況もあり、自然とブルー・グリーンのどちらもスタンプが貯まってしまった。
相当数のスタンプが貯まったはずだが、交換した品物というのを見たことがない。
きっと自分には関係の無い家庭用品に換わっていたのかも知れない。
何十年か前から一関では見掛けなくなったので、もう既に終了したサービスかと思ったら、まだちゃんと存在していて、商品との交換もできるようである。
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