4度目の引っ越し・一関市内
もうその時は結婚し子供もいた。
事情があって実家を出て借家暮らしをすることにした。
以降、それまで最長の21年を一関市立沢の借家で暮らすことになる。
引っ越しは、本人達で行うなどというのは到底無理だったので、全国組織の引っ越し業者に依頼した。
当日は曇りからポツポツと雨が落ちてくるような、到底引っ越し日和などとは言えない日だった。
それでも大事なく無事に完了したのは、流石にプロの引っ越し屋さんだった。
ただ、当時使っていたPCデスクで右側に引き出しが付いていて足にもなり、左側に太めの金属製足2本で支えるという物だった。
これが、足側の天板に付く所がボルトになっていたのだけれど、机を運び込んで置いたタイミングが悪かったのか、そのボルトに大きな加重が掛かってしまった。
そして、ボルトはグニャリと曲がってしまって、元には戻らなかった。
それ以降、引っ越しをするまで片側には写真雑誌などを積み上げて足の代わりにしていた。
ま、どうって言う事はない。
すごいなと思ったのは、嫁入りタンス3本と少し小さいタンスを運び出す時。
それは2階に置いてあったから、階段を降ろすか屋根から降ろすかで協議した。
自分たちはどちらでも良かったので、業者さんに任せていた。
結果、2階の窓を開け屋根を使い、一度トラックの屋根に載せて下に降ろした方が良いと言うことになった。
かなり重量があったはずであるが、2、3人で難なく事を成し遂げてしまった。
流石にプロである。
午後から始まった引っ越し作業であったが、4tトラック1台でなんとか収まったのかな。
かなり大きなタンスセットも運びこんだけれど、ちゃんと夕方には業者さんも帰って行った。
引っ越し先の借家は新築だったので、気持ち良かったな。
当日の夜は、ほっかほっか亭の唐揚げ弁当を買って食べたのと、その晩の水道の水は新しかったこともあり、かなりカルキ臭かったのを覚えている。
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